

台湾でよく食べられている、ふわふわのお肉「肉鬆(ロウソン)」。
見た目は細かいそぼろのようですが、実はしっかり“繊維”を感じる不思議な食感の保存食です。日本ではあまり見かけませんが、台湾ではとても身近な存在。おにぎりやパン、お粥など、さまざまな料理に使われています。
以前から気になっていたこの肉鬆。実際に作ってみたところ、想像以上のおいしさでした。甘じょっぱい味わいの中に、ちゃんと豚肉の旨みがあり、ごはんがどんどん進みます。
今回は、米の娘ぶたの肩ロースかたまりを使って、自家製肉鬆を作りました。
肉鬆は、豚肉をやわらかく煮て繊維状にほぐし、調味しながら水分を飛ばして作る台湾の伝統的な保存食です。
・台湾おにぎりの具材
・鹹豆漿(シェントウジャン)やお粥のトッピング
・パンに挟んだり、のせたり
・ごはんにふりかけのようにかける
しっとりとしながらもふわふわと軽く、甘じょっぱい味付けが特徴です。
家庭でも作られていますが、市販品も多く、台湾では日常的な食材のひとつです。
・米の娘ぶた 肩ロースかたまり……500g
・きび糖……50〜55g
・醤油……大さじ1と1/2
・水……圧力鍋で肉がかぶる程度
※甘めがお好みの場合は砂糖55gがおすすめです。
・圧力加熱:約25分
・ほぐし:約10分
・炒め:約15〜25分
合計:約50〜70分

肩ロースは3〜4cm角程度の一口大に切ります。
均一に火が入り、繊維がきれいにほぐれます。
圧力鍋に肉を入れ、肉がかぶる程度の水を加えます。
加圧後、弱火で25分加熱。
自然減圧してから取り出します。
フォークで押すと崩れるほどやわらかくなっていればOKです。
手またはフォークで細かくほぐします。
繊維に沿って割くようにすると、きれいな仕上がりになります。
フライパンにほぐした肉を入れ、きび糖と醤油を加えて中火で炒めます。
最初はしっとりしていますが、水分が飛ぶにつれて軽くなっていきます。
中火〜弱火で15〜25分ほど炒めます。
・ふわふわ
・パラパラ
・指でつまむと軽くほぐれる
この状態になれば完成です。
※乾かしすぎると硬くなるため、少ししっとり感が残る程度で止めます。
冷蔵保存:約1週間
冷凍保存:約1ヶ月
小分けにしておくと便利です。

・台湾おにぎりの具材に
・ごはんにのせて
・卵かけごはんに混ぜて
・お弁当に
・お粥やスープのトッピングに
甘じょっぱい味付けとふわふわ食感で、ごはんとの相性は抜群です。
日本ではまだ馴染みの薄い肉鬆ですが、一度作るとその便利さとおいしさに驚きます。
ぜひ、米の娘ぶたの肩ロースで、自家製肉鬆を楽しんでみてください。
